猟期が終わるとあいつの季節がやってくるんですよ。
そう、それはホタルイカです。
山の猟ではなく海の漁も、これまた面白くて難しいですよね。
ホタルイカも出会えれば楽しいのですが、外した時のダメージが大きいので
1シーズンに何度も何度も行けるわけではないですが、タイミングが合ったので行ってきました。
ホタルイカの身投げ
ホタルイカの身投げなるものは知っていますか？
ホタルイカは産卵の時期になると浅瀬にやってきて、
産卵を終えるとそのまま浜に打ち上げられてその一生を終えるというものです。
富山県の春の風物詩なんですよね。
ホタルイカで有名な富山県ですが、漁獲量だけでいうと兵庫県の方が多いみたいです。
ですが、波打ち際までホタルイカが接岸するのは富山県くらいらしいです。
本当にすごいときは波打ち際が青く光って本当に綺麗みたいなのですが、
残念ながら私はそこまでの光景はまだ見たことがありません。
不思議な光景
私が出発するのはいつも22時から23時くらいからなのですが、
始めて行ったときは半信半疑でした。
こんな夜中に海に人なんているのかなと。
浜に近づくにつれピカッ、ピカッとライトが見えるんですよね。
あー本当に人いるんだなーなんて思いながら駐車場に近づくと、
びっくり、車だらけなんですよ。
大人から子供やカップルまで、いろんな人がわーっとたくさんの人、人、人ーーーー！！
もーなんか一大レジャーなんで、すごいなーと思ったものです。
真っ暗の海に子供連れの家族やカップルがいっぱいいて不思議な光景にテンションが爆上がりです。
ゴールデンウィークの頭ですが路駐だらけですごい車の量・・・
行く時は近隣の方たちの迷惑にならないように気を付けないといけないですね
必要なもの
とりあえず必要なものですが、
・網(1.5mくらい)
・ウェダー
・強力なライト
・すくったホタルイカを入れるバケツ
くらいはいるかと思います。
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ホタルイカは底の方に結構いるため網は1辺がまっすぐのものが底を引きずりやすいです。
時期や日によってはとても寒いので底まで届いて手が濡れないくらいの長さがいいと思います。
ウェダーは胸まであるもの。
ウェダーがあると探れる範囲が格段に増えるので絶対あった方が楽しいです。
ライトはとにかく明るいやつに限ります。
明るさが足りないと底の方にいるホタルイカが見えません。
ランタンでオレンジ色にできるものは集魚灯として威力を発揮できるのでいいかと思います。
バケツは水に浮かせられるものがあると役立ちます。
本気の方たちは四角いザル状の箱にペットボトルのウキを付けて活かしかごのようにして鮮度を保ちながらすくっています。
結果は
じゃーん
25匹でした。
いやーとれてよかったです。
去年は4回チャレンジして4回目で200匹ほど捕れたのですが、3回は空振りでした。
今年は1発目からとれてしまいました。
今日はいるかなーと思いながら車を走らせるのも楽しいのですが、
やっぱりとれないと疲れるは眠いはでダメージが結構あるんですよね。
3時間ほどかけて25匹でしたが十分楽しめたので満足です。
猟師の先輩方は年中何かをとりに行っています。
春は山菜、秋はキノコ、猟期以外は釣り。
自分が食べるものはスーパーで買うのではなく探して入手するというのが基本にあるのがすごいです。
先輩方にはホタルイカは基本のキとのこと。
移動も含めると5時間くらいかけて25匹しかとれませんでしたが、
苦労のかいあってとてもおいしかったです。
爆湧きといわれる大量にホタルイカが救える光景にまだ出会ったことがないので、50キロ60キロとれるのを夢見てまた行きたいと思います。
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